日本女子プロゴルフ協会は17日、東京都内で今季の表彰式を行い、3度目の賞金女王に輝いたアン・ソンジュ(韓国)が史上最少となる平均ストローク70・1324、ポイント制のメルセデス最優秀選手賞と合わせ主要3部門を独占した。感激の面持ちで「こんなにうれしいことでいっぱいになるとは思わなかった」と語った。

 式には今季の大会優勝者も出席。11月の大王製紙エリエール・レディースを制し、来季は米ツアーに挑戦する横峯さくらは「私にとっての最終戦で優勝できて(米ツアー)予選会も通った。いい締めくくりができた。米国に行くからには優勝したい」と華やかなドレス姿で笑顔を見せた。

 アクサ・レディースでツアー初優勝を決めたチップインイーグルがメディア賞のベストショット部門に選ばれた渡辺彩香は着物姿で出席し「ずっと忘れられない一打になる」と喜んでいた。