米男子ゴルフのヒューマナ・チャレンジでことしの初戦を迎える石川遼が開幕前日の21日、カリフォルニア州ラキンタのPGAウェスト・ニクラウスコースで練習し「わくわく感しかない。ことしはすごく楽しみで仕方ない」と力強く語った。

 この日は18ホールを回り、練習場でも丁寧に調整した。12月の沖縄合宿で体重が3キロ増え、下半身が一回り大きくなった。「体にすごく力がついた感じ。飛距離も伸びたけど、それをうまくコントロールしていきたい」と、どっしりと構える。

 4日間で争う今大会は変則的で、3コースを使って3日間行う予選ラウンドは、プロとアマチュア2人ずつの計4人でラウンドする。通常の試合よりプレーに時間がかかるが「アマチュアが一緒だと楽しくできる。やりやすい」と前向きだ。

 昨年は4日間とも60台を出し、通算17アンダーの25位だった。「比較的距離がないから、ショットを狙ったところにコントロールできれば、どんどんスコアは伸びる。一日4、5アンダーを目指す」と目標を掲げた。