<米男子ゴルフ:フェニックス・オープン>◇最終日◇1日◇アリゾナ州TPCスコッツデール(7261ヤード、パー71)

 最終ラウンドが行われ、2位で出た松山英樹は1イーグル、3バーディー、1ボギーの67で回り、通算14アンダーの270とスコアを伸ばしたが、1打差の2位タイで米ツアー2勝目はならなかた。

 松山は第3ラウンドで米ツアーでのベストスコア63をマークし、27位から2位に猛烈な追い上げを見せていた。

 勢いは最終日も衰えず、松山は13番バーディーで単独首位に浮上。しかし14番でボギーをたたき、バッバ・ワトソンら4人が首位で並んだ。さらに15番はパーとしたが、ケプカ、レアードに1打差をつけられた。

 18番はティーショットでバンカーにつかまった。うまくリカバーしたが、プレーオフに望みをつなぐバーディーパットが決まらず、パーに終わった。

 ブルックス・ケプカ(米国)が逆転で通算15アンダーで初優勝した。バッバ・ワトソン、ライアン・パーマー(ともに米国)が松山と並び2位だった。