男子ゴルフの宮本勝昌(42=ハートンホテル)が15日、都内でのジャパン・ゴルフフェアでブリヂストン・ゴルフのトークショーに登場した。

 宮本は昨季9月ANAオープンで4年ぶりの優勝、最終戦の日本シリーズJT杯で通算10勝目を飾った。ANAオープンの際は、スパイクレスシューズの「ゼロ・スパイク

 バイダー」を初めて導入し、優勝に貢献した一因だったという裏話を披露した。「スパイクレスというと、滑りやすいイメージがあると思いますが、そのイメージを払拭(ふっしょく)したものです」。同シューズのソール(裏面)はブリヂストンのタイヤ技術を駆使。ANAオープンの会場の札幌GC輪厚Cは、高麗芝に比べて滑りやすい洋芝だったが、同シューズはしっかりとしたグリップ力があったという。

 また、宮本は今季の目標として「まずは11勝目」とし、ともに芹沢信雄(55=サンエー・インターナショナル)を師と仰ぎ、練習仲間の藤田寛之(45=葛城GC)が通算18勝であることから「藤田さんに追いつくまでは、まだ山を登っている気持ちで」と話していた。