遼クンが剛速球投手になる!?

 石川遼(16=パナソニック)がさらなる飛距離アップのため、尊敬する尾崎将司(61)直伝の投球トレーニングを導入していたことが25日、分かった。きっかけは、26日に登板する東京ドームでのMLBレッドソックス―アスレチックス戦の始球式だ。昨年末から弟子入りし、通っている尾崎邸で「大観衆の前で失敗したくない」という思いを師匠に伝えると、64年春に全国制覇した徳島海南高のエースから「オレが教えてやる」と言われた。

 小学生のころはサッカー少年で、野球は得意でなかった石川だが、見よう見まねで投球フォームを学ぶうちに、バックスイングから一連の動作の共通点を実感した。「投げる時の手首のしなりが、ゴルフのスイングと同じだ」。トレーニングの一環として今後も継続的に、投げ込みを続けていくことを決めた。

 昨年末に尾崎とレッドソックス松坂大輔と同組で回ったチャリティーゴルフが縁で実現した今回の始球式登板。連日、加藤キャディーとの熱のこもったキャッチボールを続けている。ゴルフでは飛距離、ピッチングでこだわるのは球速だ。「今年の目標は、120キロですね。毎年10キロずつ上げて、3年後には150キロを出して、ジャイアンツの入団テストを受けようかな?」。大胆な目標を口にするほど燃えている。