ゴルフ界の「ぽっちゃり王子」こと古田幸希(15=三沢一中出)が7日、青森山田高の入学式に出席し、新入生代表で誓いの言葉を述べた。古田は昨年の全国中学選手権で優勝、日本アマでもベスト32に入るなど活躍し、チーム・ジャパン・ジュニアのメンバー。プロに転向した「ハニカミ王子」石川遼(杉並学院)に続くゴルフ界期待の星が、地元青森で高校生活のスタートを切った。
卓球で北京五輪代表になった福原愛(早大)や水谷隼(明大)も在籍した青森山田に、またもや大物が入学した。古田は青森山田高の新入生307人を代表して、中学の代表・笹谷楓さんと一緒に誓いの言葉を述べた。「恵まれた環境の中で、全国制覇を成し遂げ」「世界へ羽ばたく、高い理想に向かって一生懸命、努力することをここに誓います」。誓いの言葉は、まさに古田の決意だった。
式を終えた古田は「宣誓は初めて。今朝、父に言われてびっくり。頭が真っ白でした」と苦笑いした。報道陣も詰めかけたが「取材のカメラは慣れているけど、初対面の大勢の人は苦手で」。それでも式の間、隣の女子生徒と「お疲れ」など言葉を交わしたという。
全国の9校ほどの高校から勧誘されたが、古田は青森山田を選んだ。「地元にいられて、練習環境に恵まれている。この3年間が一番大事な時期。どれだけ成長できるかにかかっている」と自覚も十分。同校の寮に入り、平日は青森市内のゴルフ場で練習。普通科スポーツコースで、午後から練習できることも利点だ。
「日本アマで勝ちたい。高校の試合でも勝ちたい」と、まだ声変わりしていない甲高い声で力強く宣言した古田。プロとアマ、戦いの舞台は違っても「ハニカミ王子」に負けない活躍を心に刻んだ。【北村宏平】

