石川遼(16=パナソニック)が尾崎将司(61)のフェードボールを習得して、プロ転向後初のメジャーに挑む。男子ゴルフの今季メジャー第1戦日本プロは15日、群馬・レーサムゴルフ&スパリゾート(7127ヤード、パー72)で開幕。石川は14日、2週間前に自身のミスで失格させた尾崎の誘いで、一緒に練習ラウンドを行う。「ジャンボさんのフェードはすごい。バックスイングの形、クラブの入り方、すべてを近くから見たい」と話した。

 フェードはボールのスピン量が多く、コントロールがしやすい。プロデビューから3戦、ティーショットの飛距離のアドバンテージを、第2打以降のアイアンで帳消しにしたことも多かっただけに、大会史上最多6度の優勝を誇る師匠の技を学びとる覚悟だ。

 予選落ちした中日クラウンズでは、自分のスコア記入ミスが原因で尾崎将が「過少申告」の失格となった。その直後に電話をもらった。「気にするなよ。このオレを失格させたから、もう2度としないだろう?

 また、一緒に(練習ラウンドを)しよう」。尾崎将の気遣いにも応え、飛距離と正確性を同時に追求する。【大石健司】