東北福祉大が圧勝発進/大学ゴルフ
<関東大学ゴルフ:東北福祉大15-1駒大>◇春季Aブロックリーグ戦男子◇19日◇初日◇福島・棚倉田舎倶楽部◇シングルス、ダブルス(8人制マッチプレー)
名門・東北福祉大が、日本一奪回へ好スタートを切った。駒大を15-1で下し、勝ち点1を挙げた。新チームとなって最初の団体戦に快勝し、安本大祐新主将(4年=北海道・尚志学園)ら選手は自信をつかんだ。第45回全国大学ゴルフ対抗戦(6月19~20日、北海道・オークウッドゴルフクラブ)での2年ぶり9度目の優勝に向け好発進した。
強豪が力を見せつけた。マッチプレーの、午前のシングルスは8人中7人が勝ち、全員が最終18番ホールを迎えることなく圧勝した。ダブルスでは、全4組が同様に勝利した。上位3校が出場権を獲得する全国大学ゴルフ対抗戦に向け、大きく歩み出した。
安本主将すら驚く、チーム力だった。ダブルスで安本は藤本佳則(1年=宮城・東北)と出場。1バーディーに終わったが、後輩は1イーグル、3バーディーと活躍した。「自分がボギーをたたきそうになっても、うまくアシストしてくれた。みんな頑張ってくれた。すごい」と話した。
全国大学ゴルフ対抗戦では、8度の優勝を誇る。しかし、昨年は3位に終わり、02年からの連覇は5で止まった。多くの部員が個人大会で好成績を残し、プロ転向を夢見る。しかし、大学競技ゴルフにとって、団体戦を制すことこそ大目標であり「強い」ことの証明でもある。阿部靖彦監督(46)は「チームを立て直すには、彼が一番ふさわしかった」と、全道ジュニア優勝、全道アマ2位と北海道でトップクラスの実力を誇った安本に主将の大役を任せた。「部員である前に、まず1人の人間としてあるべき」という指揮官の教えのもと、安本は集合時間の厳守や、日ごろのあいさつの徹底を自ら率先して行い、部員44人(男38、女6)の団結力強化に取り組んできた。
主将就任後、最初の試合で快勝。安本は「正直、僕が引っ張って行けるだろうかと思っていたけど、その心配はなくなりました。近年のチームより強いと思います」と胸を張った。まだまだ通過点にすぎない。大学王者の地位を取り戻すことで、東北福祉大の強さを証明する。【吉本裕貴】
[2008年5月20日11時55分 紙面から]
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