古閑美保(25=キリンビバレッジ)が10年分のおやつ争奪戦に挑む。明治チョコレート杯が11日、北海道・札幌国際CC(6518ヤード、パー72)で開幕。10日にプロアマ戦が行われた。これまで優勝者には副賞として大会スポンサー、明治製菓の製品1年分(365個)が贈られていたが、今年から一気に10年分にグレードアップ。「アーモンドチョコ」「きのこの山」やスナック菓子の「カール」などの製品が、選手の要望に応じて10年で計3650個ももらえる。

 大の菓子好きという古閑には、なによりうれしい副賞だ。「私には主食のようなもの。頑張って控えないと、すぐ食べちゃう。アスリートなのにやばい」と笑いながらも、製菓の「10年シード」に目を輝かせた。

 同社は交友関係が話題になったプロ野球、西岡剛内野手の所属球団ロッテとライバル会社。だが古閑は大胆発言が災いし、相手を怒らせて恋愛トークを封印中。今回は「甘い話」を避けて、明治チョコに集中する。ショットの復調の手応えをつかみ、5月のクリスタルガイザーレディスに続く今季2勝目を目指す。