今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権は7日、米ミシガン州オークランドヒルズCC(7395ヤード、パー70)で開幕する。今年5月に念願の米ツアー初優勝を果たした今田竜二(31=フリー)が、3週前の全英オープン予選落ちの屈辱を晴らすべく、メジャー舞台に再挑戦する。今大会のため2週間じっくり充電して難コースに挑む。5日(日本時間6日)には、谷口徹(40)藤田寛之(39)とともに練習ラウンド。ウッズ不在の混戦の中で、活躍が期待される。

 今田が「全米モード」を整えて、難コースのオークランドヒルズにやってきた。この日は藤田、谷口と日本選手3人で練習ラウンド。試合に出るのも、18ホールを回るのも予選落ちした全英オープン以来という。最近2週間、自宅のあるフロリダ州が「ずっと雨だったから」と言うが、自宅での素振りなどで調整。全英用に低い球を打つスイングを体になじませていたのを、本来の米国仕様に戻した。「普通はなかなか(以前のイメージが)消えないっていいますけど、僕はそういうのはなかった」と、うまくいったようだ。

 初出場だった全英では、英国のコースや天候に対応できなかった。今回は「コースは好きな方ですね」と好感触だ。「フェアウエーは全米オープンより広いけど、バンカーが利いている」と分析。全英ではアゴの高いバンカーに何度もつかまっては、うまく脱出できずにスコアを落とした。「それを考えればちょっと楽です」。コースは長いが、やはりフェアウエーキープを優先と考え、「アプローチとパットでイマジネーションが必要。ショートゲームでカバーできればいいですね」と、攻略プランを明かした。

 2週間の休養で体調もよく、「リフレッシュできました」と精神面の充実もうかがわせる。「メジャーの連戦ってぜいたくですよね」。5月のAT&Aクラシックで米ツアー初優勝を果たし、2年シードやメジャーの出場権も確保。日程的にも精神的にも余裕ができてきたのが心強い。

 全米プロは予選落ちした昨年に続き2度目の挑戦になる。全英で力を出せなかった分も含め、今季最後のメジャーでは、成長を結果で証明したいところだ。