遼くんが「V争い」を今週のノルマに掲げた。ツアー競技外の関西オープンは21日、滋賀・滋賀GCで開幕する。石川遼(16=パナソニック)は20日、イン9ホールで練習ラウンドを行い最終調整。記念すべき「プロ初V」を見据え、1球1球の練習に熱を入れた。
今大会は地区オープンのためツアー賞金シード選手の参戦は、小田孔明、竹本直哉ら5人だけ。出場選手の中で今季賞金ランク38位の石川を上回っているのも、29位の小田と33位の貞方だけだ。プロ初優勝を狙う絶好機に、父勝美氏は「ツアーではできない優勝争いが、できるかもしれない。そうなればいい勉強になる」と話し、石川も「今季1番の優勝争いのチャンス。いい経験になる」と、ノルマを「V争い」に定めた。
強力なライバルは少なくても、上位に行くためには出足が肝心になる。「練習はしっかりやってきたつもり。4日間トータルでアンダーパーで回って、コースに勝ちたい。そのためにも、初日はオーバーパーを打ちたくないですね」。74回目を迎える伝統の大会を、まずはスタートダッシュで盛り上げる。【木村有三】

