遼くんが「世界」との差を痛感した。男子ゴルフツアーの新規大会、パナソニックオープンは25日、大阪・茨木CC西Cで開幕する。ホストプロの石川遼(17=パナソニック)は24日、92年マスターズ覇者フレッド・カプルス(48)、88、89年全米オープン覇者カーティス・ストレンジ(53=ともに米国)と同組で練習ラウンド。初めて一緒に回ったメジャー王者との実力差を肌で感じた。
最も強く印象に残ったのは、カプルスのドライバーショットだ。7番パー4の第1打は、20ヤード以上も置いていかれた。日本では平均飛距離293ヤードで12位につける「飛ばし屋」の石川が、03年を最後に米ツアーで勝利がない48歳に太刀打ちできない。「あれぐらいの差は想定内」と言いつつも「カプルスさんは体のねじり、フットワークがすごい。ゴルフ全体が縮こまってない。スケールの大きさを感じました」と脱帽した。
英語の大切さも身に染みた。教材をホテルの部屋で聞いて「耳慣れ」に努めているが、まだまだ力不足。会話を理解できないときもあり「教科書も読んで、書かないと身につかないと思った」と苦笑。それでも、17歳にとってはすべてが貴重な経験だ。「一緒に回れて良かった。明日は気合を入れていきたい」と本番へ意気込んだ。【木村有三】

