<女子ゴルフ:ミズノクラシック>◇最終日◇9日◇三重・近鉄賢島CC(6506ヤード、パー72)◇賞金総額140万ドル(約1億4000万円)優勝21万ドル(約2100万円)

 メジャー覇者の壁は高かった。2週連続優勝を狙った服部真夕(20=INAX)が、6打差2位に敗れた。2打差2位から最終組で8月全英女子オープン勝者の首位申智愛(20=韓国)と対決。71で回り通算9アンダーとしたが、67をマークして優勝した申に完敗した。それでもホステスプロの重圧の中で4バーディーを奪取。「満足感はある」と、今後に向けて収穫をつかんだ。

 追い上げを阻まれた一撃に、笑うしかなかった。2連続バーディーを奪い、勢いに乗って迎えた7番パー5。2打差で追う服部は先に2オンしたが、首位の申にグリーン手前からチップインイーグルを決められた。「入れてくると思ったけど、やっぱりすごい」。バーディーを決めても差が広がった現実に、苦笑するしかなかった。

 全英女子覇者の申に力の差を見せられ、6打差2位に終わった。「(申は)フェアウエーを絶対外さないし、グリーンを外しても『お先』の距離に寄せてくる」と脱帽した。それでも米ツアーも兼ねる大会で日本人最上位。260ヤード級の飛距離を生かしパー5では2バーディーを奪った。今大会は用具契約を結ぶミズノ主催。ホステスプロの重圧の中、最終組で71と崩れずスコアを伸ばした。「頑張ったんじゃないの」と師匠の岡本綾子は合格点を与え、服部も「やりきった満足感がある」と納得していた。【木村有三】