<女子ゴルフ:伊藤園レディス>◇2日目◇15日◇千葉・グレートアイランドC(6594ヤード、パー72)◇賞金総額7000万円(優勝1260万円)
古閑美保(26=キリンビバレッジ)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算8アンダーで李知姫(29)大山志保(31)と首位に並んだ。現在賞金ランク4位で、1位の李とは約3000万円差。逆転賞金女王に望みをつなぐべく、今季3勝目を狙う。1打差にランク3位の横峯さくら(22)同5位の不動裕理(32)らがつけ、2打差以内に17人がひしめく大混戦となった。
古閑は気持ちの切り替えの早さが、いい方向に回った。先週のミズノクラシックでいいところなく51位に沈み「先週は何をやっても駄目。コースが自分に合わないせいにして、今週に入りました」。悪いイメージを捨ててきたおかげだろう。「別人のよう」と、首位浮上を表現した。
322ヤードの6番パー4。ドライバーでグリーン手前のバンカーに入れた。手前のピンに対して、2メートル以上はある壁すれすれに上げたバンカーショットは、30センチについてのバーディー。最終18番では4メートルを沈め、この日6個目のバーディーで締めた。
ミズノクラシック最終日、師匠の清元登子(69)から「寺に行け」と命じられたという。「ゴルフに忍耐が足りない、ということでした。でも『先生と一緒にいるのは、寺にいるようなものです』と言いました」と笑わせた。ただ反論しただけではなく、2日間ノーボギーと「粘り」を実践している。
賞金ランクトップの李と首位並走する。賞金女王の座は91年■阿玉以降、日本人選手が勝ち取ってきた。「不動さんに、福嶋さん、藍ちゃんや桃子も。力のある人が(優勝争いに)きて、いいですよね」。清元から「今年は賞金女王を狙ってもらう」と、ハッパをかけられて臨んだ今季も終盤。「残り3試合で確実に1勝したい」が、この大会で実現すれば、逆転賞金女王の可能性は膨らむ。【赤坂厚】
※■はサンズイに余

