<男子ゴルフ:三井住友VISA太平洋マスターズ>◇最終日◇16日◇静岡・太平洋C御殿場C(7246ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

 石川遼(17=パナソニック)は満足していた。通算12アンダーで5位。前日同様、前半はイーブンパーだったが、後半に3つのバーディーを奪い、スコアを3つ伸ばした。「どんなコースでも2ケタアンダーで終えるのは難しい。悪い流れがある中で、上位フィニッシュできたのは良かった」。予選ラウンドで米ツアー選手の今田と回り、アプローチなど世界のテクニックを学び取った。「良い経験ができた4日間。ゴルフ全体の底上げはされたと思う」と、自信を深めた。

 年内は残すところあと3試合。石川は「気を緩めないで100%の状態で臨みたい」と力を込めた。今季獲得賞金は7900万円を超えた。優勝賞金はダンロップフェニックスが4000万円、カシオワールドオープンが2800万円、日本シリーズJT杯が3000万円。高額賞金大会が続くだけに、プロ1年目で、過去に誰もなしえていない「年間1億円」の夢も膨らんできた。