石川遼(17=パナソニック)が「3冠」でプロ転向1年目を締めくくった。JGTOの年間表彰式に出席し、新人賞の島田トロフィーを獲得したほか、ファンが投票で選ぶ最も印象的な選手に贈られるMIP賞とゴルフ記者賞を2年連続で受賞し「新人賞に手が届くかなと思ったのは10月くらい。ぜひ取りたいな、と思ってやってきた」。笑顔で島田トロフィーを受け取ると、過去に書き初めの大会で銀賞を取ったことがあると明かし「何回も書き直して頑張った成果だと思った。(今回の受賞も)何も考えずに頑張ってきて、自然と結び付いたのかな」と喜んだ。

 この日発表された最新の世界ランクは前週66位から62位まで浮上し、64位の今田を抜いて片山に次ぐ日本人選手2位。来年のマスターズに特別招待で出場できる可能性も高まり、「充実した1年だった。来年はバーディー率、ドライバーの平均飛距離で今年を上回りたい」と話した。

 石川の活躍による経済効果が約202億円という試算も出たが「(契約先の)ヨネックスの方と話したら、10月からお店の売り上げが伸びたと言われた。与えられる影響力はすごいんだな」とあらためて実感した様子。「僕だけの力ではゴルフ界は明るくならない。それでも僕の力もそこに加えられるように頑張っていきたい」と力強く話した。