石川遼(17=パナソニック)が賞金女王の古閑美保(26)に「ガチンコ勝負」を挑む。12日に千葉・キングフィールズGCで開幕する日立3ツアーズ選手権の会見が11日、同会場で行われた。初出場の石川は初日のダブルスで古閑との直接対決が決定。「負けないですよ」と闘志を燃やした。シーズン終了後の「お祭り」色漂う大会だが、この日も一番乗りでコース入りし、ただ1人18ホールを回るなど気合十分だった。

 車で会場を出ようとした石川が、窓を開けて報道陣に聞いた。「明日で勝負が決まることはあるんですか」。この言葉が17歳の「本気度」を象徴していた。矢野東と組む初日のダブルスで、古閑、福嶋組、中嶋、三好組との対戦が決まった。ルール上、初日で勝敗が決まることはないが、9歳年上の女王との直接対決に「女子の小技が見ても勉強になる。でも負けないです」と真剣な顔で話した。

 シーズン終了後の今大会は「お祭り」色が強い。しかし、石川は「ゴルフをやるときはうまくなりたいと思ってやっている。今大会も同じ」。この日もツアー大会と同じように早朝に会場入り。午前9時から誰もいないコースに出た。4番パー4で林の中からのリカバリーショットを確かめた。6番パー5でグリーン脇の小川からウオーターショットを確認。ただ1人18ホールを回った。

 古閑とは11月に宮崎で行われたテレビマッチでコンビを組み意気投合。猛烈な「ラブアタック」も受けた。この日も2人で指先を丸めつつき合う「ラブポーズ」を見せた。しかし、「今日は僕から(ポーズは)やりました。でも明日はなしでしょ」とシーズン中と同じように、石川は本気モードに突入した。【阿部健吾】