石川遼(17=パナソニック)が25位以内に入る可能性は100%?

 米ツアー(PGAツアー)の公式ホームページ(HP)のトップに、ノーザントラスト・オープンでの石川の結果予想を投票するコーナーが19日、設けられた。メジャー大会でもなく、タイガー・ウッズ以外で特定の個人選手の結果予想を呼び掛けるのは極めて異例。日本人の17歳の注目度の高さをあらためて示した。

 予想は(1)10位以内(2)25位以内(3)26位以下(4)予選落ちの4つの選択肢。日本時間19日午後10時の時点で総投票数は776票に及び、予選落ちはもちろん、26位以下を予想する人は誰もいなかった。(1)が26%の204票(2)は74%の572票、(3)(4)はゼロ。日本国内では期待の半面、本場の試練を味わうとの声もあるだけに、米国ファンの期待の高さが分かる。

 同HPは、石川の渡米時にもトップ記事で取り上げていた。もともと米国人は新しいもの好きだけに「タイガーのような日本の17歳」に飛びついた形だ。米ゴルフウイーク誌のジェフ・バビネー記者は「ウッズの欠場が続いて、米ツアー全体の人気は落ちている。リョウは人気回復の起爆剤になる可能性がある」と話した。

 今回のHPでの結果予想は、生まれたばかりの長男を抱き上げるウッズの写真の横に掲載された。日本の大企業パナソニック、トヨタ自動車と契約する石川は、世界不況でスポンサー確保に苦しむ米ツアーにとって「金の卵」になる可能性を秘める。デビュー前からトッププロ級の「待遇」は、米ツアーへの経済効果の期待も見え隠れした。