<米女子ゴルフ:ホンダLPGA>◇最終日◇1日◇タイ・パタヤ、サイアムCC(6477ヤード、パー72)

 新人の宮里美香(19=フリー)が米ツアー2戦目でトップ10入りした。首位と7打差の5位からスタートし、5バーディー、3ボギーの70で回り、通算6アンダーの282で6位に食い込んだ。日本を超えていきなり米ツアーでプロデビューした逸材が、2戦目で早くも本領を発揮した。前日2位のロレーナ・オチョア(27=メキシコ)が66で回り、通算14アンダーの274で優勝。宮里藍(23)は通算イーブンパーで22位。大山志保(31)は通算8オーバーの50位だった。

 最終2ホールを連続バーディーで締めくくると、宮里美は力強くガッツポーズした。プロ2戦目で6位。「素直にうれしい。4日間、大崩れしないでプレーできたことが良かった」と笑みを浮かべた。

 ショットがぶれる場面もあったが、パットがさえた。沖縄・興南高3年だった2年前の同大会でも6アンダーの15位と相性のいいコースでもあっただけに、バーディーチャンスを確実に決めた。それでも「まだ70%。反省点はたくさんある。パットもショットも」とどこまでも貪欲(どんよく)だった。

 アマ時代の04年に史上最年少14歳で日本女子アマを制した。昨年6月、アマ時代のライバルだった曽雅■(台湾)が19歳でメジャーの全米女子プロを制覇したことで、米国挑戦を決意。同12月の予選会を突破し、日本女子選手では初めて、日本を飛び越えての米国プロデビューが決まった。

 プロデビュー戦の開幕戦SBSオープンから存在感を見せていた。初日から2アンダーの12位発進で予選通過。結局55位に終わったが「アイアンショットは通用する自信がついた」と収穫を口にしていた。今大会の期間中はホテルのジムで毎晩筋トレに励んだ。炊飯器や真空パックの日本食を持参して体調管理も徹底。勝つための努力が、プロ2戦目でのトップ10入りにつながった。※■は女へんに尼