<女子ゴルフ:ライフカードレディス>◇2日目◇18日◇熊本空港CC(6468ヤード、パー72)◇賞金総額7000万円(優勝1260万円)
横峯さくら(23=エプソン)が首位と1打差の2位に浮上し、自身初の2週連続優勝を視野に入れた。7位でスタートし5バーディー、1ボギーの68をマークして通算3アンダー141とスコアを伸ばした。
横峯が後半、一気に爆発した。前半は好調なショットでチャンスを数多くつくったが、パットに泣かされてバーディーは9番の1つだけ。「我慢するしかない」。自分にこう言い聞かせて臨んだ後半は4バーディーの猛チャージを見せた。「きょうの目標は3アンダー。1つ貯金ができましたね」と満足げな表情で振り返った。
我慢していれば、いいことがある。14番パー4のバーディーはラッキーも手伝った。第1打を左に曲げた。それが何か物に当たったような軌道で、グリーン手前のバンカー前のラフまで飛んだ。飛距離は約330ヤード。「ギャラリーからカート道に当たって跳ねた、と聞きました」と言う。残り30ヤードをピンそば30センチにつけ、難なくバーディーを奪った。
首位の李知姫とは一時、6打差もついたが、1打差に肉薄。19歳だった当時にツアー初優勝を決めた舞台で2週連続優勝が見えてきた。横峯は今、確かな成長を感じ取っている。コースマネジメントができるようになったのがその1つ。もう1つがカットボールの習得だ。ボールを右回転させてグリーンに止めやすくする。18番のバーディーで実践した。「ちょっとは賢くなったかな。全般的には良い方向に向かってプレーできていると思います」と答えた。
最終日は李と、同じ2位の申智愛(韓国)と同組で回る。申には昨年3月のPRGRレディス杯でプレーオフの末、敗れた。「自分の成長を確かめられるいい機会です。このコースはいろんな顔を持っているので気が抜けない」と話す。通算11勝目へのキーワードは「耐えて耐える戦い」となる。【三角和男】

