<女子ゴルフ:リゾートトラストレディス>◇初日◇5日◇滋賀・ザ・CC(6611ヤード、パー72)◇賞金総額7000万円(優勝1260万円)
手負いの女王に、師匠から「休養指令」が出た。古閑美保(26=キリンビール)が、4オーバーの76で首位と7打差39位と出遅れた。約2週間前に患った左手首痛の影響で、ショットが不調。今季未勝利の昨季賞金女王に、師匠の清元登子元日本女子プロゴルフ協会会長(69)は「1カ月くらい休んだ方がいい」と指令。今後も試合への出場を望む古閑が、苦しい決断を迫られる。三塚優子(24)が3アンダーの69で回り首位に立った。
古閑の調子は、やはり万全には程遠かった。普段から「雨は降ってほしい」と願うほどだが、激しい風雨に見舞われたこの日は他の選手と同じように苦しんだ。11番パー3でダブルボギーをたたくなど、今季ワーストの76と崩れて39位。「今日は雨だったし、芝も重くて条件が良くなかった。いいゴルフができる状態じゃなかった」。2週前に痛めた左手首にも痛みが走り、ラウンド後はすぐにマッサージを受けた。
初の賞金女王に輝いた昨年は5月末時点で1勝し、ランク2位。今季は未勝利で14位。本調子を欠く上、故障を抱える“弟子”の姿に、今季は指導を控えめにしている清元師匠も黙ってられなかった。地元熊本で、この日の状態を伝え聞くと「休養指令」を出した。
清元
1カ月くらい休んだ方がいい。悪い所をかばってやり続ければ、だんだんスイングも崩れてくる。試合を我慢して、しっかり治して出ないと。今後1、2年響くわよ。
その考えは、すでに古閑の父宏二郎氏には伝えている。それでも、古閑本人は試合出場を望んでおり、2日目も「やりたいと思う」とプレー続行へ意欲をみせる。師匠の思いを、すぐに受け止めるべきか-。女王が難しい決断を迫られることになった。【木村有三】

