賞金女王レースでトップを走る横峯さくら(23=エプソン)が25日、全英女子オープンに出場しないことを表明した。国内ツアー専念が最大の理由。横峯は26日開幕のプロミスレディス(兵庫・マダムJGC)に出場するが、重要な決断を終えてスッキリした気分で、自身初の2週連続Vに挑む。
決断を下した横峯の表情は晴れやかだった。この日のプロアマ戦後、「全英には行きません。決定です」と明かした。理由について「今年は日本をメーンにするという目標がしっかりしているので」と即答した。
出場資格を持つ全英女子オープンの出場をめぐって揺れていた。今年の会場はロイヤルリザム&セントアンズGC。初挑戦の06年大会に16位と奮闘した場所だけに「自分の力を試してみたい」という気持ちもあった。それでも「今季は賞金女王になる」という最大の目標を優先させた。
頭を切り替え、自身初の2戦連勝に挑戦する。国内女子ツアー2週連続優勝なら07年の飯島茜以来。「そういう気持ちはあります」と言い切った。勝てば年間自己最多となる4勝目に到達。今大会は3年ぶりの出場だが「調子は変わらず」と好調を維持している。
シーズン通して安定した力を発揮するため、今季は休養日も設定。雨で最終日が中止になった先週のニチレイPGMレディス終了後は、この日まで一切クラブを握らなかった。「昨日(24日)まで東京でゆっくりしていた。ずっとゴルフをやっているので不安はない。初日は2アンダーか3アンダーで回れたら」。国内専念を決めた横峯が、賞金女王目指してひた走る。【大池和幸】

