<米男子ゴルフ:AT&Tナショナル>◇最終日◇5日◇米メリーランド州ベセスダ、コングレッショナルCC(パー70)

 タイガー・ウッズ(33=米国)が、全英オープン(7月16~19日、ターンベリー)を前に、今季3勝目、通算68勝目を飾った。首位タイでスタートしたウッズは16番でバーディーを奪い、この日62で猛追したハンター・メイハン(米国)を1打かわし、通算13アンダーの267で、ホストプロとして臨んだ大会を制した。逆転Vを狙った今田竜二(32)は74と崩れ、通算2アンダーで22位に終わった。

 ウッズは両手を上げて、4万人のギャラリーの祝福に応えた。「この大会は、自分の(ホストの)大会。緊張して長い1週間だった」と、今季3勝目を契約先の大会で飾り、いつになくホッとした表情をみせた。

 首位タイで一緒にスタートしたキムが脱落したが、メイハンが62をマークして通算12アンダーで上がったことを、12番で知った。「私も12アンダーだった。どこかで取らないと勝てないと、そっちのプレッシャーの方が大きかった」と振り返った。16番パー5で第2打をグリーン左のラフに打ち込み、3打目もピンまで6メートルと寄せきれなかったが、丁寧にラインを読んで沈め、1打差で振り切った。

 今季メジャーではマスターズ、全米オープンとも、2週前の大会を制して乗り込んだ。今回も全英オープン2週前に優勝。前2大会はいずれも4打差6位に終わった。「プレーしたことがない」というターンベリーが、メジャー通算15勝目へ「3度目の正直」の舞台となる。

 友人のテニス選手フェデラーが、ウィンブルドンで4大大会通算15勝目を挙げた。「練習場にいて(テレビを)見ていなかったが、お祝いの連絡をした」という。「彼が全仏に勝ったときにメモリアルに勝った。今日も同じ日。あとは全英に勝って(通算勝利数で)追いつくだけ」。ウッズに格好の目標ができた。