上田桃子(23=ソニー)が8日、エースキャディーで、元世界女王アニカ・ソレンスタムの相棒だったテリー・マクナマラ氏(51=米国)との契約を解消したことを明かした。SANKYOレディースは9日、群馬・赤城CCで開幕する。上田は今季からマクナマラ氏と組んできたが、最近は意見の相違が目立ち、将来を見据えてシーズン途中の決別を決めた。

 この日のプロアマ戦後、上田は「コースマネジメントの違いなど、互いの求めるものにズレがあった」と説明した。言葉の壁を乗り越え、意思疎通できる関係を目指してきたが、7月の全英女子オープンでは意見の食い違いで口論するなど、逆に互いの溝は深くなった。一方で、日本人キャディーだった8月の国内ツアー、アクサレディスでは今季初優勝。キャディーとのコミュニケーションの大切さをあらためて痛感した。

 前週の日本女子オープンの試合後、両者はシーズン途中でのコンビ解消に合意した。今週は急きょ、同じ江連一門の辻村明日香の兄明志氏(34)にキャディーを依頼。最近は練習でも暗い表情が多かったが、この日は「フレッシュな感じで楽しい」と笑顔をあふれさせた。夫婦関係のように、選手とキャディーの相性は大切。元世界女王キャディーとの別れは、上田にとってプラスになりそうだ。