宮里藍(24=サントリー)が、男子、シニア、女子の3団体で競う日立3ツアーズ選手権(12月13日、千葉・キングフィールズGC)に出場することが27日、分かった。日本女子プロゴルフ協会の推薦枠での出場が内定。宮里にとって3年ぶりの出場で、男子ツアー賞金ランクで出場権が確定している石川遼(18=パナソニック)との「初競演」が実現。米女子ツアー賞金王と日本男子ツアー賞金王の対戦となれば、大会史上最高の盛り上がりとなりそうだ。

 ゴルフ界の男女のスーパスターによる「夢の対決」が実現する。日立3ツアーズ選手権は、男女が同時に出場する唯一の大会。女子ツアー代表の宮里と男子ツアー代表の石川が、初めて同じ舞台に立ち、組み合わせによっては同組でプレーする。

 宮里の今季の完全復活が、この競演につながった。7月エビアンマスターズでは米ツアー参戦4年目で初優勝。今月のSANKYOレディースでは、3年ぶりに国内ツアー優勝も果たした。日本女子プロ協会は、推薦枠で上田とともに宮里の3年ぶりの出場を内定。現在賞金ランク2位の石川は、今週のマイナビABC選手権の結果にかかわらず2位以内は維持するため、「11月1日時点の賞金ランク上位3人」の資格で出場権が確定。2人の同時出場のおぜん立てが整った。

 もともとは「宮里の大会」でもあった。藍ちゃんブーム全盛の05年12月に大会は開始。翌年の米ツアー挑戦が決まっていた宮里は男子、シニア選手に競り勝つなど、大会を盛り上げた。だが、スランプで結果の出なかったここ2年間は大会から遠ざかった。一方で、昨年の同大会では、石川が男子ツアー逆転優勝の立役者になり、大会MVPにも選ばれた。

 宮里は米ツアーの賞金ランク2位で、残り3試合で逆転を狙う。石川も男子ツアーの賞金ランク2位で、1位池田との差は約962万円と逆転圏だ。男女のスーパースター対決が、日米両ツアーの賞金王対決となれば、さらに注目度も高まりそうだ。