<女子ゴルフ:大王製紙エリエールレディス>◇初日◇20日◇香川・エリエールGC(6408ヤード、パー72)◇賞金総額9000万円(優勝1620万円)
浜崎あゆみ似の美人プロ宅島美香(23=アコーディア・ゴルフ)が、初の賞金シード権獲得へ「王手」をかけた。13番パー3でプロ初のホールインワンを決めるなど、5アンダーの67で回り、首位と1打差の3位につけた。同権獲得ラインぎりぎりの賞金ランク51位。上位をキープすれば、初の賞金シード権獲得は確実になる。
まさに神風だった。180ヤードの13番パー3。賞金シード権獲得ラインぎりぎりの賞金ランク51位の宅島は、5番ウッドで第1打を放った。いったん右に飛び出した球は、風に助けられグリーン左のピンへ方向転換。そのままピンを直撃し、直接カップへ入った。ホールインワンとは夢にも思わず、グリーン前で球を探していると、ギャラリーから「入ってるよ」とプロ初の快挙を知らされた。
土壇場でのミラクルショットは、善行の積み重ねから生まれたかもしれない。普段からプレー中に、たばこの吸い殻、枯れ葉などゴミを拾う。キャディーバッグのポケットの1つをゴミ入れ専用にし「1つ拾ったら1バーディー」とコツコツとゴミを集めている。
男子の小田龍一が先月の日本オープン優勝後から始めた例もあるが、宅島の場合は高校生のアマ時代から。橋本コーチは「ゴルフの神様が、ホールインワンを導く神風を吹かせてくれたのかも」と笑顔を見せた。10月31日には姉裕子さん(26)の次男新太ちゃんが誕生。宅島は「運をもらっていると思う」と赤ちゃん効果も口にした。
ホールインワンの勢いで、首位と1打差の3位と好発進。「今日はできすぎ。明日からは10位以内を目指して頑張りたい」。上位をキープすれば、自然とプロ4年目で初の賞金シード権もついてくる。【田口潤】

