【ニューヨーク(米国)10日=鹿目直子通信員】「大量愛人疑惑」に揺れるタイガー・ウッズ(33=米国)に今度は「高額買春疑惑」が浮上した。有名ハリウッドマダムのミッシェル・ブラウンさんが米紙ニューヨークポスト、ニューヨーク・デーリー・ニューズなどで明かした。「1晩1万5000ドル(約128万円)」というブロンドの高級売春婦を「4、5回」あっせんしたという。「1人相手のセックスはまれ。いつも複数プレーをしたがった」と、ウッズの性癖も暴露した。

 ブラウンさんは複数の米大衆紙の取材に対し、ウッズとの「ビジネス」を赤裸々に告白した。「エスコート・サービス」と称する売春を06年から2年ほどあっせん。ウッズは自分で電話してきたという。ブラウンさんは「彼のお気に入りは『ローラダナ・ジョリー』っていう子。絶世の美女で、4~5回紹介したかしら。彼女のために(1晩)1万5000ドル出してたわ」と明かした。

 ジョリーさんは14歳でイタリア・シチリア島からニューヨークに移住。「プレイボーイ」のカバーガールのような美貌の持ち主という。一方で、ウッズの「趣味」まで暴露。「彼が1人相手に楽しむのは、まれね。いつも複数プレーをしたがって、3人でするのが好きだったわ」。ウッズの相手をした女性の「とてもワイルドで、最高に楽しい。1度のお呼びで何日か一緒に過ごすけど、セックスは非常にタフ」という話も紹介した。

 ブラウンさんが手配した売春婦には、愛人の1人として名前の挙がったポルノ女優ホーリー・サンプソン(36)も含まれている。別の愛人と報道されているラスベガスのモデル、ジェイミー・ジャンガーさん(26)も使っていたものの、ウッズの相手はさせていないとした上で、ジャンガーさんが「(ウッズと)一緒に遊び回ったり、セックスしてお金をもらっている」と話していたと証言した。

 ブラウンさんは一流アスリート、実業家などセレブ相手に長年、売春婦をあっせん。先月には、マネーロンダリング、および売春あっせんで執行猶予3年と自宅謹慎6カ月の判決を受けている。