不倫スキャンダル渦中のタイガー・ウッズ(33=米国)に「愛人手当」支給疑惑が浮上した。14日、米MSNBCニュース電子版が報じた。ウッズと関係を持っていた複数の愛人が同サイトに明かしたもので、毎月5000~1万ドルが送金されていたという。女性の中には月2万ドルの「お手当」を受け取っていた可能性もあるという。

 愛人の1人は「お金は銀行振り込みで、何に使うかも話していない。関係について沈黙を守るという交換条件が暗黙であった」と証言。ウッズは11月27日に車の衝突事故を起こした翌日も連絡してきたと話し、「エリン夫人に携帯を取り上げられたので、家の電話から掛けてきた」としている。

 一方で発覚している14人の愛人の1人、コリ・リストさん(31)が14日、NBCテレビの番組に出演し、エリン夫人に謝罪した上で「悪女呼ばわりは耐えられない。金銭の援助は受けていない」と、こちらは「お手当」を否定した。また米情報サイトのRadar

 Online.comは14番目の愛人とされる40代のシングルマザーが、フロリダ州ウェリントン在住のテレッサ・ロジャーズさんと報じた。愛人最年長の40代後半で、ウッズの結婚前から交際し、5年以上前から旅行に同行していたという。