女子ゴルフの昨季賞金女王、横峯さくら(24=エプソン)の等身大「女王像」が、地元宮崎に設置されることが26日、分かった。賞金女王を記念して、親せきでシーサー職人の真栄田義治さん(63)が製作。4月に宮崎市に開校する父良郎氏(49)が営むゴルフスクール「さくらアカデミー宮崎分校」の入り口に置かれる。著名スポーツ選手の像は全国各地に存在するが、現役選手の像は珍しい。
横峯の女王像は155センチの等身大で、優勝シーンをイメージして左手を掲げていた。さくらスマイルから、ウエアのしわまで鮮明に再現されていた。製作した真栄田氏は「賞金女王の証しを残したかった。さくらはまだ知らないが、喜んでくれると思う」と満足そうに話した。
シーズン前の横峯の「賞金女王獲得宣言」を意気に感じた真栄田氏が、昨年7月から製作を開始した。諸見里に逆転されたシーズン中盤も作業の手を緩めず、年明けに完成した。素材はレーシングカーのボディーにも使われるFRP樹脂で、製作費は約300万円。左手には球、右手にはパターと、横峯が愛用した本物を付けるという。
引退したスポーツ選手の像は数多いが、現役選手の像は珍しい。横峯本人はまだその存在を知らされていないという。女王像は「第2のさくら」誕生の願いも込められ、4月に開校するゴルフスクール「さくらアカデミー宮崎分校」の入り口に設置される。子どもたちのモチベーションを高める狙いもある。
現在、横峯は私設トレーニング場のある宮崎市内で練習を続けている。アプローチ、パターなどショートゲームの強化。約30メートルの距離から野球の硬式球を1日100球以上投げ込んで、飛距離アップも図っている。今季は国内より海外ツアーを優先させ「海外1勝」の目標もある。さらなる飛躍で、女王像の価値も上げていく。


