<米男子ゴルフ・世界選手権シリーズ:CA選手権>◇3日目◇13日(日本時間14日)◇米フロリダ州、ドラル・リゾート(7334ヤード、パー72)◇賞金総額850万ドル(約7億6500万円)優勝140万ドル(約1億2600万円)

 【マイアミ(米フロリダ州)=阿部健吾】池田勇太(24=日清食品)が気まぐれな風に翻弄(ほんろう)された。首位と5打差の7位からスタートも、5バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの74と崩れ、通算3アンダーの213で21位に後退。前日までとは真逆に吹く風に対応できず、ショットが乱れた。首位にはアーニー・エルス(南アフリカ)らが通算12アンダーで並んだ。

 池田は「今日はここ数日と違って真逆の風。初めてで、どうもイメージが出しづらかったね」と話した。前日までとは違い、追い風になった5番では、第2打をグリーン前のバンカーに入れ、目玉。このホールをボギーとすると、そこから3連続ボギー。3パットも2回あり「アンラッキーも多かったけど、今日に限って無駄なボギーも多い。自分でも嫌になりました」と悔やんだ。

 前日は出場68人中1位の85・7%を誇ったフェアウエーキープ率も、50%で38位に後退した。腰の痛みもショットの乱れにつながった。18ホール回るのは、今大会が09年12月の日本シリーズJT杯以来。ラウンド後の練習中には思わず「少し痛いな」。強風に耐えた3日間が、予想以上に体力を奪っていたようだ。

 それでも最終18番はみせた。昨季米ツアーで2番目の難易度4・479のホールでバーディー。「まさかだね。今日何が起きたか忘れ去ったような感じ」と無邪気に喜び、「こんだけ(風に)いじられたから、明日はいじりかえしたい」と闘志を燃やしていた。