<米女子ゴルフ:エビアン・マスターズ>◇最終日◇25日◇フランス・エビアン・マスターズGC(6345ヤード、パー72)

 昨年覇者の宮里藍(25=サントリー)は通算5アンダーの19位だった。

 昨年海外ツアー初優勝したエビアンで、宮里藍が底力を発揮した。33位で迎えた最終日は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算5アンダーでホールアウト。昨年に続く連覇こそ逃したが「今日はやっといいゴルフができた。スコア以上にチャンスもあった」と納得のゴルフで締めた。

 連覇を絶望的にしても、気持ちは切らさなかった。ショットの精度が集中力の高さを証明する。14ホール中、フェアウエーを外したのは2回。パーオンしなかったホールも2つしかなかった。最終18番もフェアウエーからピンそば1メートルにピタリと寄せ、4個目のバーディーを奪い、思い出の地で大会を終えた。

 申の優勝で、米女子ツアー賞金ランク1位の座は明け渡した。次戦は今季最終メジャー全英女子オープン(29日開幕、英ロイヤルバークデールGC)がある。5年前、同コースで行われた同オープンでは11位に入るなど、相性はいい。「来週につながる終わり方ができた」と、メジャー初制覇で再逆転を期す。