<女子ゴルフ:ゴルフ5レディス>◇初日◇3日◇岐阜・みずなみCC(6514ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)
元賞金女王・大山志保(33=フリー)が左ひじ負傷から約1年ぶりのツアー復帰ラウンドで、ノーボギーの68をマークした。パーセーブ、バーディー奪取ごとにガッツポーズを連発。離脱中に鍛え上げた下半身で、スイングの安定感がアップ。首位と1打差3位と好発進した。
大山の声が上ずっていた。「ビックリです。120%上出来です」。昨年9月の米ツアー・カナディアン女子オープン以来1年ぶりの復帰ラウンドで、ノーボギーの68。左ひじ負傷離脱中に回った4ラウンドのベストスコアは74だったのだから、驚くほかない。
出だし1番で1・5メートルのパーパットを沈めると早くもガッツポーズ。8番で10メートルをねじ込み、復帰後初バーディーを奪った。オーストラリアで計約3カ月の転地療養中、現地のトレーナーの元で下半身を鍛え抜いた。体重は一時約5キロ減ったが、筋力の数値は倍以上にアップ。スイングの安定感が増した。
3番で第2打の残り距離112ヤードを88ヤードと勘違い。そんなあり得ないミスも、パーに抑えて事なきを得た。「復帰戦と考えたら緊張すると思ったので、第2のゴルフ人生のスタートと思って臨みました」。元賞金女王が、新たな頂を目指して走りだした。【加藤裕一】

