宮里藍(25=サントリー)が得意の小技強化で、来季こそ年間最優秀選手(MVP)を獲得する。8日、都内で10年総括会見を行った。最多5勝も終盤の不振で、賞金女王、目標のMVPともに逃した。来季は自らの生命線であるパット、アプローチの精度を高め、今季のリベンジを果たす。
今年は1月の米アリゾナ合宿で、徹底的に小技を磨いた。5ヤード単位で球を打ち分けられる精度を身につけ、開幕2連勝のロケットスタート、年間最多5勝につながった。来年1月も同地で2週間の合宿を行う。「1年を通じてショートゲームに自信をつけた。さらにいろんな練習をしていきたい」と得意技をさらに強化していく。
今季は世界、賞金、MVPランクで首位に立ったが、終盤に成績を落とした。苦しいときは、元NBAスーパースター、マイケル・ジョーダン氏(47)の「Limits,
like
fears
are
often
just
an
illusion.(限界も、恐怖と同じように幻想にすぎない)」との言葉が支えだった。「限界は自分でつくるもの。選手、人間として、やるべきことはいっぱいある」と米ツアー6年目の来季を見据えた。【田口潤】

