<女子ゴルフ:中京テレビ・ブリヂストンレディス>◇2日目◇21日◇愛知・中京GC石野C(6444ヤード、パー72)◇賞金総額7000万円(優勝1260万円)

 スタイル抜群のモデル系プロ、木戸愛(21=フリー)が自己ベスト新の66で通算5アンダー。51位から4打差4位に急浮上した。球筋をフェードに変え、プロ4年目の今季急成長。プロレスラー木戸修(61)の娘が最終日、4打差逆転での初優勝に挑む。通算9アンダーの首位は日本ツアーでプロ転向初戦の野村敏京(はるきょう、18)。宮里藍に次ぐ、ツアー史上2番目の年少Vに王手をかけた。

 ショットが最高到達点から、やや右に曲がってフェアウエーをとらえる。「パワーフェード」に近づきつつある球筋で、木戸が6バーディーを量産した。「スコアを意識してなかったのが良かったんですかね」。初のノーボギーラウンドで、自己ベストスコア66。笑顔に自信が見える。

 プロ4年目。父修らにトレーニング法をチェックされ、鍛えた体。「172センチで8頭身」というモデル顔負けのスタイルに変化はないが、体重はプロ転向時の56キロから58キロへ。今季からドローだった球筋をより安全性の高いフェードに変え、パーオン率は昨季52位から19位と向上。08年9月のツアーデビュー戦の自己最高位20位も、今年はフジサンケイ14位、サロンパス杯13位と次々更新中。

 事務所の先輩・上田桃子は「『やっと来たか』という感じ。調子の波がなくなれば毎週優勝争いしてもおかしくない」。「私は怖いものは何もない。それが武器」と木戸。ツアー初Vへ首位との4打差逆転も夢じゃない。【加藤裕一】