<ゴルフ:キャロウェイ世界ジュニア選手権>◇初日◇12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州トレーパインズ・サウスC(7186ヤード、パー72)

 男子15~17歳の部で小西健太(広島・瀬戸内高2年)が、8バーディー、4ボギーの4アンダー68で首位に立ち、03年池田勇太以来のこの部門の優勝へ好発進した。女子同部門では、川岸史果(神奈川・日大高2年)が2アンダー70で首位に4打差の4位につけた。女子13~14歳の部で越雲みなみ(栃木・矢板中3年)が6バーディー、4ボギーの2アンダー70、女子6歳以下の部では飯島早織(未就学)がコース新(パー54)の1アンダー53をそれぞれマークし、小西とともに日本勢が3部門で首位に立った。

 小西が全米オープンなどの会場になっているトレーパインズ・サウスコースで「自己最多」という1ラウンド8バーディーを奪って首位に立った。1番で1メートル、2番で4メートルを入れるバーディーで波に乗り、パー5では4ホール中3ホールで2オンさせるなど「フェアウエーを外さず、ショットがよかった」と振り返った。「このコースは午後になると風が吹くので、午前スタートの初日に飛び出そうと思っていた」と、思惑通りの展開。昨年の英国でのジュニアオープンに続く海外制覇が見えてきた。