<米女子ゴルフ:アーカンソー選手権>◇最終日◇11日◇米アーカンソー州ロジャーズ、ピナクルCC(パー71)

 宮里藍(26=サントリー)が、1イーグル、6バーディー、3ボギーの66をマークし、3打差の8位から1打差にまで詰め寄ったが、惜しくも及ばず通算11アンダー202の3位に終わった。野村敏京(18)は同3アンダーの25位。宮里美香(21)は同4アンダーの22位。通算12アンダーの曽雅■(台湾)が、エイミー・ヤン(韓国)とのプレーオフを制し、大会連覇を果たした。

 8位から出た宮里藍は、3つスコアを伸ばして迎えた14番パー5で、バンカーショットを直接沈めてイーグル。15番パー3でも5メートルのパットを決めてバーディーを奪った。「あれが自分が成長できたかなと思えるところ。重圧がかかるホールでイーグルの直後。すごく大きなバーディーでした」と笑顔をみせた。

 17番のボギーが響き、プレーオフには進出できなかったものの「自分のプレーができたことに満足」。今週は米ツアーを休み、23日開幕のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンに出場予定。高校時代を過ごした被災地開催の大会に向け「仙台でいいプレーをするのが目標。今回はいい弾みになった」と話した。※■は女ヘンに尼