ゴルフの男子ツアー三井住友VISA太平洋マスターズで史上3人目のアマチュア優勝を飾った松山英樹(19=東北福祉大2年)は快挙から一夜明けた14日、さっそく次戦ダンロップフェニックス(17日開幕、宮崎・フェニックスCC)の練習ラウンドを行った。

 13日の初優勝達成後、渋滞の中、約3時間半をかけて東京に移動。祝勝会の後、午前0時に就寝すると、この日は午前6時に起床しテレビ出演。その後空路で宮崎入りし、午後から18ホールの練習ラウンドを敢行した。日没まで入念に調整した疲れ知らずの19歳は「こんな難しいコースで予選を通れるかな」と優勝の余韻に浸ることはない。「明日から予選突破を目指して頑張りたい」。快挙後もアマチュアの謙虚さは変わらなかった。