名プロゴルファーだった故杉原輝雄氏(享年74)の名前を冠したツアー競技ができる可能性が出てきた。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の小泉直会長が13日、明らかにした。日本男子ツアーでは過去にプロゴルファーの個人名を冠して「日経カップ中村寅吉メモリアル」(85~98年)「ジーン・サラゼンジュンクラシック」(82~99年)を開催。同会長は「クリアする問題はあるが、検討したい」と語った。

 この日は、昨年12月28日に前立腺がんで他界した同氏の「お別れ会」が大阪市内のホテルで行われた。永久シード選手の青木功、尾崎将司、中嶋常幸、倉本昌弘、尾崎直道、片山晋呉ら関係者、ファンを合わせて1024人が参列。プロ生活54年でツアー通算28勝の“関西のドン”をしのんだ。