前週のサイバーエージェントレディスで今季初優勝を飾った有村智恵(24=日本ヒューレット・パッカード)が“ぶっつけ本番”調整で国内メジャー初戦に臨む。今日3日開幕のワールドレディスサロンパス杯(茨城GC)を控え、2日に初めて会場入り。前週の試合後、体調不良に陥っていたことを明かした。2日間はクラブを握らなかったこともあり、プロアマ戦出場後は降雨の中でパットなどの感触を入念に確認した。

 有村は「頭痛と吐き気がひどくて目を開いて光を見るのがつらい状況でした。とことん体を休ませてあげないといけないと思った」と病状は深刻だった様子。しかし過去のメジャー大会前は調整しすぎが影響し、大会終盤に失速していた反省もあっただけに「最終日に息切れしないように。休んだことでゴルフの調子が良くなる」と、プラス思考で大舞台に臨む覚悟だ。