有村智恵(24=日本ヒューレット・パッカード)が悪天候の試合中止を「恵みの雨」に変える。3日に開幕したワールドレディスサロンパス杯初日(茨城GC)は降雨によるコース状態不良で午後に中止が決定。予選は今日4日からの2日間、決勝は6日のみに短縮された。前週V後に吐き気などで体調を崩した有村は、雨の中ドライバーやアイアンの感触を確かめる約2時間40分のロング調整を消化。「メジャーなので4日間やりたかったが、3日間になったことを前向きに考えたい」と口にした。また午後組だった宮里藍(26)は宿舎待機し、会場入りせず。「54ホール短縮は残念だけど、そういうこともあると思います」と話した。