<女子ゴルフ:フンドーキンレディース>◇初日◇11日◇福岡CC和白C(6384ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1440万円)

 アマチュアの新星が7位発進だ。15歳の森田遥(高松中央高1年)が4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーでパープレーの72と粘り、首位と5打差につけた。日本女子ツアーの年少予選通過歴代3位の実績を誇る讃岐っ子が、ツアー出場6戦目で初のV争いを目指す。フォン・シャンシャン(22)がただ1人、ノーボギーの67で5アンダーの首位に立った。

 無邪気に笑って、森田遥が声を弾ませた。「目標がパープレーだったので、うれしいです」。インスタートで2バーディーを先行させながら、3番終了時には2オーバー。しかし、4、5番の連続バーディーでイーブンに戻した。

 両親が中国人で、香川・高松生まれの讃岐っ子は“隠れた逸材”だ。ツアー初出場の09年大王製紙エリエールで「13歳125日」というツアー歴代3位の年少予選通過を決めた。日本ゴルフ協会から強化合宿参加の話もあったが「国籍は大人になって選びたいから」として見送ったという。

 初日のアンダーパーは出場108人中6人。高低差のきつい難コースで首位に5打差の7位。「アップダウンのきついのは好き。香川ってそんなコース多いんですよ」。ベストスコア66は香川・屋島CCで出した。01~07年にカトキチクイーンズを開催し、プロが高低差に悩んだコースだ。ツアー出場6戦目の15歳が予選通過、上位争いに打って出る。【加藤裕一】

 ◆森田遥(もりた・はるか)1996年(平8)7月19日、香川・高松市生まれ。ゴルフは9歳から。目標はタイガー・ウッズ。夢は「30歳までに世界チャンピオンになること」。ドライバー飛距離は240ヤード。好きなタレントは市原隼人。165センチ、50キロ。家族は両親、妹。