日本プロゴルフ協会(PGA)は5日、東京都内で臨時理事会を開き、6月に暴力団幹部と熊本県内でゴルフをした副会長が前田新作氏(61)だったと明らかにした上で同氏の理事、代議員の辞表を受理し、懲罰諮問委員会を開くと決めた。28日の理事会で処分を決める。PGAは阪東忠義氏が同様の問題で処分を受けて理事を辞任したばかり。森静雄会長は執行部の進退を問われ「28日の理事会には方向性が出る」と述べた。84年賞金王の前田氏は、詐欺罪で起訴された特定抗争指定暴力団、道仁会(福岡県久留米市)会長の小林哲治被告と6月18日にプレーした。阪東氏も一緒だったため、PGAは同氏の追加処分も検討する。