<男子ゴルフ:片山晋呉インビテーショナル・ネスレ日本マッチプレー選手権>◇第2日◇13日◇静岡・葛城GC(7048ヤード、パー72)◇賞金総額6880万円(優勝4000万円)◇2回戦、3回戦=18ホールマッチプレー◇出場16人

 藤本は2回戦で東北福祉大の先輩でもある谷原秀人(35)に勝ち、3回戦は会場の葛城GC所属の藤田寛之(45)を下した。今日14日に準決勝、3位決定戦、決勝が行われる。準決勝は藤本佳則(24)と近藤共弘(37)、竹谷佳孝(35)と松村道央(31)の対戦となった。

 藤本が実力者2人を撃破して4強入りした。谷原とは「試合なのか練習ラウンドなのか分からないくらい」和気あいあい。「そのおかげで後半(3回戦)も(体力が)もった」と振り返る。一方、藤田については「気軽に話しかけられない大先輩」と言いながらも、勝負では堂々としていた。15番パー5では残り222ヤードからカップ横3メートル弱に2オン。同じく2オンした藤田のイーグルパットが1転がり足りなかったのに対し、きっちり入れて勝利を引き寄せた。