日本プロゴルフ協会(PGA)が会員資格(プロライセンス)について、4年ごとの更新を義務づける方針を固めた。

 20日の理事会後に倉本昌弘会長(59)が明かした。更新時に、ゴルフ場や練習場の経営に携わるための講習を行うなどの「会員の職域を広げる」(同会長)のが1つの狙い。同時に不祥事再発防止のため、倫理規定の確認も行う。昨年は当時のPGA役員が暴力団と接点を持ったり、今月には会員が詐欺容疑で逮捕されていた。これまで同資格は、原則的には「一生もの」だった。実施は16年からで、来年2月の総会までに正式決定する見通し。