日本男子プロゴルフツアーの明日20日に開幕するダンロップフェニックスの練習ラウンドが18日、会場の宮崎・フェニックスCC(7027ヤード、パー71)で行われた。今季国内2戦目となる松山英樹(22=LEXUS)は、先週15日から現地に入り、この日はイン9ホールをグリーンの傾斜などを確認しながら調整した。

 15番465ヤードのパー4は難ホールで知られるが、松山は300ヤードのビッグドライブを放ち、第2打ピンまで167ヤードを7番アイアンで20センチにつけた。周囲から歓声が上がるほどのスーパーショットを見せた。今大会は用具契約するダンロップが主催で、いわば“ホストプロ”だけに「注目も期待もされている。それに応えられるようにしたい」と気合も入り、仕上がりもいいようだ。

 この日は第1日の組み合わせも発表され、昨年米ツアーで戦後初の10代優勝を飾り、今季マスターズ2位のジョーダン・スピース(21=米国)と同組になった。今後も米ツアーでしのぎを削る若手同士で「いい選手です。当然勝ちにきているので、ボクも負けないように準備していく」と意気込んだ。【町野直人】