<男子ゴルフ:ダンロップフェニックス>◇第1日◇20日◇宮崎・フェニックスCC(7027ヤード、パー71)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

 今季国内2戦目の松山英樹(22=LEXUS)は、3アンダー68の11位とまずまずのスタートを切った。

 松山は中盤から好調なアイアンを武器にスコアを伸ばした。連続ボギー直後の16番パー4で、ピン手前5メートルにつけて初バーディー。後半5番からは3連続バーディーも挙げた。最終9番パー4では、下り8メートルのバーディーパットを、最後のひと転がりでねじ込んでガッツポーズ。「お客さんにこれだけバーディーを見せられたのは、よかった」。

 今週から採用したダンロップスポーツの新ドライバー「スリクソンZ745」も好感触。今年のマスターズでも2位に入った米ツアーのスター候補スピースを、常時10ヤードほどアウトドライブし続けた。来年の米ツアーに向け、クラブ設定を完成させることもテーマの1つだが「もう微調整はいらないと思います」。