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金田久美子最年少Vへ4差/女子ゴルフ

4番、第2打を放つ金田久美子(撮影・下田雄一)
4番、第2打を放つ金田久美子(撮影・下田雄一)

<女子ゴルフ:ゴルフ5レディス>◇2日目◇1日◇北海道・アルペンGC(6364ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)

 アマチュアの金田久美子(18=クラーク記念国際高3年)が、ツアー最年少優勝ヘ向け、猛チャージを見せた。5バーディー、1ボギーの68で回り通算4アンダー、前日の30位から首位に4打差の6位に急浮上した。持ち味の「攻めのゴルフ」を封印し、丁寧で粘り強いプレーで好スコアにつなげた。逆転優勝すれば18歳19日での快挙で、宮里藍の18歳101日を破る新記録になる。通算8アンダーで宋ボベ(21=韓国)が単独首位、1打差の2位タイに横峯さくら(22)、飯島茜(24)が続いている。

 金田が3年前に3位になった思い出の大会で、再び優勝争いに加わった。「グリーンのうねりがきついコース。いつもみたいにイケイケでやりたかったけど、我慢した」。6番では入念にラインを読み、2メートルのバーディーパットを確実に沈めた。続く7、8番もじっくりとパットに時間をかけ、3連続バーディーを奪った。

 どこまでも冷静だった。自慢のへそピアスを躍らせながらのプレーとはひと味違う。「魔物がすむ」と恐れていた9番でも粘った。2年連続で第1打を曲げて池に入れており、この日も球は吸い込まれるように池の中に。気持ちが切れてもおかしくない状況にも「やるべきことをゆっくり考えた」と、バンカー上にドロップしたボールをピン横2メートルに寄せてボギーで切り抜けた。

 なんと4番から9ホール連続で1パット、計23パットはこの日の最少パット数だった。

 日本女子ツアーの最年少優勝記録は、宮里藍が03年ミヤギテレビ杯でマークした18歳と101日。金田が優勝すれば18歳と19日。記録更新の期待がかかる。だが、本人は「記録? 何が起こるか分からないけど、狙ってとれるものでもない。ここは攻めるコースじゃない。パーでOKのつもりでアンダーを出せれば」と平常心を強調する。じっくりと攻めて、偉業達成の好機を待つ。

[2007年9月2日9時9分 紙面から]

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