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茜プレーオフでさくら下しV/女子ゴルフ

プレーオフを制し優勝スピーチで涙ぐむ飯島茜(撮影・下田雄一)
プレーオフを制し優勝スピーチで涙ぐむ飯島茜(撮影・下田雄一)

<女子ゴルフ:ゴルフ5レディス>◇最終日◇2日◇北海道・アルペンGC美唄C(6364ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)

 プロ3年目の飯島茜(24=TOTO)が、横峯さくら(21)とのプレーオフを制し、ツアー2勝目を挙げた。1打差で追う18番で、5メートルのバーディーパットを沈めて通算10アンダーで横峯に並ぶと、プレーオフ4ホール目で突き放した。ツアー最年少優勝更新を目指したアマチュアの金田久美子(18=クラーク記念国際高)は通算3アンダーの8位に終わった。

 アキアカネ(赤トンボ)の大群が飛び交う北の大地で、茜が意地を見せた。同組の横峯さくらとのプレーオフ4ホール目、パーパットを外した横峯が見守る中、3メートルのパーパットを沈めると、右腕を突き上げガッツポーズ。優勝スピーチでは「死ぬ気でやった」というラウンドを振り返り、思わず涙した。

 独り立ちを成し遂げた瞬間でもあった。今大会は、精神的支柱でもあるコーチの父一男さんが不在。「いつも頼りっぱなしだったけど、自分でもできることが分かった」。これまでは、ティーグラウンドでの立ち位置からショットの方向性まで指導を受けていただけに、今回の勝利で自信を確実なものとした。

 ラウンド中は、元タレント飯島愛さんや宮里藍と混同したファンから「あいちゃん、頑張って」と声援を送られるシーンもあった。価値ある優勝で、茜の名は日本中に大きく広まるはずだ。

[2007年9月3日9時0分 紙面から]

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