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遼クン「ガンガン攻める」/男子ゴルフ

18番、距離のあるバーディーパットを沈め渾身のガッツポーズをみせる石川遼
18番、距離のあるバーディーパットを沈め渾身のガッツポーズをみせる石川遼

<男子ゴルフ:コカ・コーラ東海クラシック>◇3日目◇29日◇愛知・三好CC西C(7240ヤード、パー71)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)

 「雨男」遼くんが、悪天候を乗り越えた。13位スタートの石川遼(16=杉並学院高1年)が、通算5オーバーの18位に踏みとどまった。強い雨の中で14番ではツアー自身初のトリプルボギーもたたいたが、最終18番を含めて目標の5バーディーを奪取。75でこらえた。首位と8打差で迎える最終日も「ガンガン攻める」と宣言した。ツアー未勝利の新鋭、藤島豊和(26)が通算3アンダーで首位に立った。

 握りしめた右手を石川はアッパー気味に突き上げた。苦難の果てにたどり着いた最終18番パー4。7メートルのバーディーパットを沈めるとウッズばりのアクションを披露。「あんなに自然にでた派手なガッツポーズは、生まれて初めて」と、いつものようにはにかんだ。

 ファンへの感謝の気持ちが、目標の5個目のバーディーにつながった。悪天候の中、この日も5066人の観客が来場。17番まで5つスコアを崩していたが、気力を振り絞った。「途中で帰っても、おかしくないスコアだったのに、ギャラリーの方がたくさんついてくれた。皆さんにいいプレーを見せたかった」。

 79をたたいて予選落ちした7月の日本アマ2日目も雨。この日も悪天候の中でティーショットの精度を欠いた。フェアウエーキープ率は3日間で最低の35・7%。14番では第1打を左にOBし、ツアー初のトリプルボギーもたたいた。父勝美さんは「遼は雨男なんです」と苦笑するが「雨で体が冷えて、ドライバーがぶれたのかも」と本人は課題をしっかり認識していた。

 首位とは8打差の18位だが、最終日も攻める姿勢は変わらない。「ガンガンいって、どんどんバーディーを取らないと上位を狙えない」。1つでも上の順位を目指し、チャージをかける。【木村有三】

[2007年9月30日8時41分 紙面から]

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