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桃子“渡り鳥”になる/プロゴルフ

寒風が吹くラウンド中、リップクリームを塗る上田桃子
寒風が吹くラウンド中、リップクリームを塗る上田桃子

<プロゴルフ:日立3ツアーズ選手権>◇初日◇7日◇千葉・キングフィールズGC(パー72)◇賞金総額8000万円(優勝チーム4000万円、2位2200万円、3位1800万円)

 今季の賞金女王に輝いた上田桃子(21=加賀電子)が来季から参戦する米女子ツアーで拠点を置かず、転戦する可能性が高まった。7日、上田の母八重子さん(58)ら近親者が明かした。ロサンゼルスに居を構えて活動している宮里藍(22)とは対照的に“渡り鳥”方式で本場に挑む意向だ。上田はこの日、同組で今季男子ツアー賞金ランク2位の片山晋呉(34=フリー)に1打差で競り勝つなど、女王の貫録を見せつけた。

 上田は来季米女子ツアーを“渡り鳥”方式で戦う。この日、ラウンドを見守った母八重子さんが「やっぱり向こう(米国)はセキュリティーの問題もあるし…」とコメント。また関係者も「年内はテレビ出演などでスケジュールがいっぱい。年明けから合宿、2月頭には開幕戦(SBSオープン)に向けてハワイ入りするだろうから」。安全面と家探しに割く時間もないことから、ホテル暮らしとなる見込みだ。

 周囲の経験を生かした形だ。同じ江連門下の諸見里が昨年、同ツアーに挑戦したが、関係者は「予選落ちすれば次のコースに行って練習…を繰り返していた。あまり居を構える意味がない」。宮里はロサンゼルスに拠点を置いているが、米が主戦場。日米半々の出場を目指す上田にとってはメリットが少ない。

 変則ルールで行われたこの日は後半の10番から男子の片山、今季シニア賞金王に輝いた室田とラウンド。6日に米女子ツアー新人研修会から帰国したばかりとあって「2時間ぐらいしか眠れないし、変な時間におなかがすいちゃうし…」。それでも13、17番でバーディーを奪って片山、室田を撃破。時差ボケでも勝てる強さは、転戦生活には少なからず好材料だ。【山田大介】

[2007年12月8日9時21分 紙面から]

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